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龍刃機神と戦う姫巫女

僕はこと萌え系の何かにおいて女性主人公というジャンルが大変好きでして、例えば女性主人公もののライトノベルは即座に購入判定が出ます。せっかくブログを作ったので、女性主人公もののゲームやライトノベルの感想を書いていきます。

龍刃機神と戦う姫巫女 (HJ文庫)

龍刃機神と戦う姫巫女 (HJ文庫)

 

平穏な街並。変わらない毎日。だが、薄皮一枚隔てた世界の裏では、人類の存亡を賭けた戦いが始まっていた!
異空間【黄泉比良坂】の深淵より迫り来る【眷属】。苦戦する人類にはしかし、最強最後の切り札があった。
その名も零式汎用戦人機【龍神號】。これは、そのパイロットを目指す少女【上玻崎辰葉】が繰り広げる、友情と魂のバトルファンタジーである!

 

表紙が主人公「上玻崎辰葉」です。表紙が主人公というのは、やはりいいですね。アクの強いキャラでなくても巻数が進まなくても、平然と主人公が単騎で表紙を占められるというのは女性主人公もののライトノベルが持つ大きな特長のひとつです。ライトノベルの表紙に求められる「読者を惹きつける萌えパワー」「作中におけるキャラクター間のパワーバランス」が矛盾を起こさないシステム、実に素晴らしい。

これは確かHJ文庫関連の何か奨励賞の受賞作品で作者は新人だったと思います。

で、特に面白くはなかったです。ロボと百合というテーマは融合してもなお(いや、融合するからこそ?)ありきたりの域を出ないだろうということはこの際置いておくとしても、エヴァと神無月を足して300で割った感じの設定とプロットが先走りしていて、説得と描写が置き去りになっているんですよね。作者が何をやりたいかはわかるんですけど、作者の技量があまり追いついていません。不味いサーモンムニエルみたいなライトノベルでした。

もっと頑張れよという感じはまさに「奨励賞」というところでして、そこを加味すれば完璧なライトノベルと言えなくもないでしょうか、描写はプロに任せて、内容だけ引き摺ってアニメとかにしたら面白そうです。