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魔法少女まどかマギカ 新編 叛逆の物語 感想

オタクなので見てきました。

オタクはネタバレには厳しいので、「続きを読む」を押さないと続きが読めません。

面白かったです。

僕は根性の曲がったオタクなので、開始直後は「いわゆるセカイ系アニメ、世界再編系のストーリーなんて珍しくもないわな~」と思いながら見ていたのですが、後編最後のアルティメットまどかによる再編だけではなく、魔女ほむらによって世界が二重に再編されていたことが発覚するあたりでやられた~と思いました。冒頭に出てきたのは再編後の世界を更に再編した3つ目の世界だったわけですね。拙者、感服でござる。

非常に内容のボリュームが多かったです。僕は頭が良いのでこのくらいの情報量があった方が丁度良いと思いますが、アルティメットまどか、魔女ほむら、デビルほむらによって都合3回の世界再編を経て4つの世界が入れ子状になっている上に、それらについて説明してくれるキャラがあまりいないのでいちいち何が起こっているのか考えながら見ないとすぐにわけがわからなくなる気がします。ほむらが自身の魔女化に感づいた直後、延々と抽象的な映像を背景にキュゥべえとほむらが会話するシーンが山場です。新編では前後編に比べて具体性の無い映像を流すシーンが特に多く、新房監督初期の「The Soul Taker」みたいな手法だなと思いながら見ていました。

実際ネット上では意味がわからなかったみたいな感想も結構多くて、理由は主に三つだと思います。後編のラストでキュゥべえとほむらがちょっと触れただけの再編後の世界設定を前提にしなければいけない点が一つ、キャラクターごとの世界に対する理解度が一様ではなく個々人がどこまで話がわかって喋っているのかを理解する必要がある点が二つ、主人公格のほむらが途中まで完全に勘違いで行動する点が三つです。一回目の再編に関する知識があるのがほむらとなぎさとさやか、無いのがマミと杏子(とまどか)。マミに至っては一回目の再編後の世界すら曖昧にしか覚えていないらしく、たまにかなり情弱なセリフを発するのがちょっと面白かったです。

内容については、ようやくほむらに救いのある内容になっていたのが良かったと思いました。前後編はなんとなくハッピーエンドっぽい雰囲気で終わったものの、作中で一番頑張っていたほむらは結局報われなかったんですよね。基本的にまどかの行動原理とほむらの行動原理は徹底して噛み合ってなくて、まどかはfor allで行動するのに対してほむらはfor oneでしか行動しない。前後編は主人公がまどかですから、ほむらの言うことを聞かずに我を通してしまうので、ほむらの目標は達成されないわけです。前後編ラストでまどかとほむらが宇宙で会話するシーン、まどかはこれでいいんだよほむらちゃん~みたいなことを満足気に語るのですが、ほむらは全然良くないから終始泣いていて、僕はほむらの方に感情移入してしまって、すごく可哀想だなと思っていました。

特典のフィルムは、なんか虹の出てるシーンでした。よく覚えてないですけど、ほむらの魔女化を止めるためにさやかがオクタヴィアのスタンドを出しているあたりだったかなと思います。

おわりです。